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漢文は、句法はもちろんのこと、語彙や漢文常識も大事です。
漢文の出る大学を受ける人は、これらもちゃんと押さえましょう。
高校で漢文をまったくやらなかったり、おぼつかなかったりする人は
『新・漢文の基本ノート』(日栄社)から入ります。
さらに、『早覚え速答法』(学研)『多久漢文講義の実況中継』(語学春秋社)
『三羽の漢文基本ポイントこれだけ!』(東進ブックス)
『らくらくマスター漢文句形と単語』(河合出版)などで句法をマスターします。
そして、『新漢文問題精選』(駿台文庫)
『歴史と人物で学ぶ漢文演習』(河合出版)で演習しましょう。
最初から解いてしまって構いませんが、わからないところは
どこがどうわからなかったのかを洗い出して書き出しておくことを忘れないようにしましょう。
漢文単語は、『漢文重要単語集』(学燈社)を使います。
問題集で出てきた単語もチェックしておきましょう。
センター試験対策は、現代文・古文と同様過去問演習を中心にして下さい。
『矢崎のセンター試験漢文必勝講義』(代々木ライブラリー)
『センター漢文解法マニュアル』(ブックマン社)などもおすすめです。
ここ最近の漢文の参考書は語彙を少しずつ重視するようなつくりになってきています。
大変よい傾向です。その中でも、『漢文重要単語集』(学燈社)
はよくできた本のひとつではないかと思うわけです。
漢文の必要な人はぜひやりましょう。
『飯塚漢文入門講義の実況中継』(語学春秋社)も『望月古典文法講義の実況中継』と同様、
句法事項の解説のみに終始している印象があり、やはり『多久漢文講義の実況中継』の方を推します。