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予備校の季節講習でとるべき科目を挙げれば、
「現代文」「慶応文系対策の論文」「生物」「地理」「政治経済」あたりです。
「英作文」「日本史」「世界史」「化学」もそれなりのメリットが期待できます。
しかし、特に「英文読解」「数学」は絶対にとるべきではありません。
これらの講座をとるくらいなら、ビデオなどで繰り返し見られるような講座をとるか、
問題集で自習するかなど、別のやり方を探るべきです。
授業は1回きりですし、時間対効率があまりに悪過ぎます。
講習は「何が何でもとった方がいい講座」と「あまりとるメリットがない講座」
にある程度はっきりと分かれます。「何が何でもとった方がいい講座」というのは、
必ずしも受講生が大量に集まる講座とは限りません。
この辺の情報は、徹底的に仕入れて、吟味しておく必要があります。
新高3の春季講習までであれば、上記の講習でとってもよい科目であればいくらでもとっていいでしょう。 しかし、高3の夏以降は、貴重なまとまった時間のとれる時期ですので、 特定大対策講座を除いて、文系は現代文と地歴公民の選択科目、理系は理科の選択科目の講座のみをとり、 あとは自習の時間に当てましょう。予備校生は、普段の生活ペースを考慮して、 朝早い講座をとってみたり、開く前に着くように自習室や図書館に行ったりしましょう。